PlanetSide2 (プラネットサイド2) News Blog

プラネットサイド2 バックストーリー ブリーフィング - Donald Spalding パーソナル・ログ・ファイル

PlanetSide 2 Briefing - Donald Spalding Personal Log File

2642年3月15日

 ワームホールの通過を成し遂げてから食料が欠乏している、と言うのは控えめな表現かもしれない。もし私達が沢山の食料品を水耕栽培艦の外部に備蓄していなければ、艦隊の食料は数ヶ月前に尽きていただろう。23隻あった水耕栽培艦のうち無事に通過したのは3隻だけだったので、誰もがひもじい思いをしなければならなかった。私が十分な食事を摂ってから、ゆうに1年以上が経過していた。

 投票が2ヶ月前に承認された後、軍部は更に厳しい警備態勢を敷いた。午後8時を過ぎて外出した人々が拘束され始めるのを見るまで、私はより厳しい警備態勢を敷く事が可能なのを知らなかった。

 誰もがまだ、ディスカバリー7の破壊とトム・コネリーの死の衝撃から抜け出せずにいた。ミラー議員は、人々が希望と励みを持ちポジティブでいられる為に最善を尽くしているように見えた。しかし私達に残された食料品から考えると、正直言ってこの旅を成し遂げる事が出来るとは思えなかった。私達が新しい星を見付ける事が出来る前に皆が餓死するだろう、という予感を振り払うのはますます難しくなっている。


2642年4月10日

 艦隊全体が興奮で包まれているのは明白です - この星系の向こう側に、人類の生命を維持可能な世界が存在する兆候に気付いたのです! この距離からだと大気の成分は見当がつかないが、酸素と近くに星がある限り惑星から私達に与えられる物は何でもテラフォーミング(地球化)装置が扱えるはずだった。

 その旅は長くなるだろうし私達にはまだ克服すべき複数の難題があるけれど、艦隊は本当の希望を取り戻した。私達は来年の1月、「新しい地球」へ到着する予定です。

 ミラー議員は、夜間外出禁止令を今夜だけ保留するか、時間を延長するよう要求しました。と言うのも、この数ヶ月、人々が友や家族と楽しめるひとときを持つ必要があると彼が感じたのです。名声を得る為に、ウォーターソン司令官は夜間外出禁止令を今夜の真夜中まで延長する事に同意しました。

 いい日でした。

 この過去数ヶ月が私を深く苦しませたと認めなければならない。艦隊全体を軍がコントロールする思想をコネリーがどれだけ嫌っていたか私は知っているが、ウォーターソンが以前は持っていなかったトムとディスカバリー7の人々が今日まで持っていた権力を、彼は今得た。

 軍が攻撃の後に取り締まりを行なって以来、それ以上の暴動の発生はありませんでした。私達がよりもっと、より早く行ないさえすれば…私がただ望むのは、彼等の継続的な努力によりどんな更なる争いも将来に置いて防止される事です。

 これからの事について話すと - 私達が持った一つの見方は、新しい地球へ着いた時にウォーターソンが政府に対して何を意図しているか、アダムと経過観察を行うという事です。議員は、私達が地上へ降りるとすぐに軍が文民当局へコントロールを返すつもりであることを保証しました。彼は彼自身が既に書類事務を見直したと言いますが、それでもなお私は Terran 共和国が軍政下に陥るどんな可能性も防ぐ法律を持っている事に感謝します。

 私は、沢山の人のように軍部の活動を疑うかもしれませんが、それ等の法律は私達が彼等の動機を決して疑う必要が無い事を可能にします。平和と法の支配は、決して市民の犠牲の上には無い。地球で創り出した民主主義は、全ての植民地に及びます。

 今、私は祝う為に出掛けます! もし今夜何か情報を探る事が出来れば、ミスターコネリーの為に一杯やるだろう。彼は、この為にここにいなければいけなかった。



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  1. 2012/07/04(水) 23:28:56|
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プラネットサイド2 バックストーリー ブリーフィング - 陰謀

PlanetSide 2 Briefing - Conspiracy

2642年1月11日

 ジョセフ・マクガイアは、彼とジャック・スローンで共有している机の上に足を乗せ、手の爪の汚れをマグカッターナイフで落としていた。

「何でお前はこんな所にへばりついてるんだ、ジャッキー。ネズミ共がここでは背広を着て無いってだけで、Genudine の90階にあるオフィスと違いは無いぜ」

 ジョセフとジャックは、Genudine 社のセキュリティ部に所属するチームとして何年も働いてきた。ジョセフの才能と冷酷な性質は、管理職達の中で抜きん出る為に役立っていて、一方、ジャックの技術知識と偏執的な仕事ぶりも同様に彼には役立っていた。

「故郷へ帰る貯蔵船貨物室の建築資材が載ったパレットの後ろへ押し込まれなかった事を、忘れるな」ジャックはリピーターピストルの弾倉へ弾を押し込もうとしながら、ニヤリと笑った。「ヤツ等が予定を変更した挙句に、こんな簡単なクソ仕事をさせると思うか?」

「何でクソ虫へ3発も撃ち込む必要があるのか、未だに分からないな。避けられるのを、怖れてるのか?」ジョセフは、からかった。

「とにかく、お前の情報提供者は何処にいる?」同僚の皮肉を無視して、ジャックは言った。

「すぐにここへ来るはずだ。彼女の持つデータが、オレ達 NC へ掛けられたあらゆる汚名をはらせるであろう価値あるものだと、繰り返し彼女は言い続けている」ジョセフは言った。彼はマグカッターを拭いて綺麗にすると、テーブルに突き立てた。「彼女が交換に求めたのは、食料と保護だけだ」

「オレ達の何を、はらしてくれるって? TR 軍は、過去4日間に半ダースの全民間船を捜索した」ジャックは、リピーターのスライドを引きながら言った。「ヤツ等は、何でもいいからディスカバリー7を爆破した証拠を捜している」

 ジョセフは、机に据え付けられた光るモニター群の一つに映った神経質そうな肌の白い金髪の女性を見やった。「そいつが、彼女みたいだな」彼はそう言って、ジャックへ向き直った。「そいつをしまっておけ、ジャッキー。暗い貨物室で少女が最後に見る必要があるのは、ネズミ共が狙っているお前の痩せたこけたケツだ」

 ジャックは、ジョセフが立ち上がり寝床の反対側にあるドアを開けるさまを見ていた。女性に挨拶すると、間に合わせのオフィスへ招き入れた。

「お掛け下さい、クリシャ」彼は微笑んだ。

「ミスターマクガイア、ですよね?」彼女は尋ねた。

「どうぞ、ジョーイと呼んで下さい」彼は、美しい女性へニッコリ笑った。「それで、今日は何を持って来られたのですか?」ジョセフは、机の上に足を掛けると問い掛けた。ジョセフのフザケた演技を聞かされてウンザリする時間になると分かっていたので、ジャックは視線をモニター上へ釘付けにして見ていた。

「ミスターマクガイア」彼女は、彼が口説くのを無視して言った。「この任務の核心は、ある腐敗についての物です。少佐を巻き込む大きなスキャンダルの始まりが示されているディスクを、手に入れました」彼女は宣言した。

「ウォーターソン?」ジョセフは、笑った。「君のような美しい人が、どうしてクソ野郎を失望させるような事をしているんだい?」

 クリシャは、バッグの中を探してホロディスクを引き抜いた。「彼は、私の上司でした。一ヶ月に渡り彼の公私を記録して彼の進めている事の証拠を掴もうと試みましたが、約一週間前にこれを終えました。護身の為に彼のオフィスにある銃保管庫から幾つか手に入れて、それ以来、私は身を隠しています。彼等は私を探しています、ミスターマクガイア」彼女はそう言って、薄くて青いディスクをジョセフへ渡した。

 ジョセフは、様々なケーブルや電子機器の中からホロプレイヤーを見付ける為に机の下を探った。ディスクを入れると、それはかすかに明かりの点いた机に座っているウォーターソン少佐を形作り、ゆっくりと命が宿り出した。

***


2642年1月2日

 ブレント・ウォーターソン少佐は、思索を中断させた断続的なビープ音を止める為に彼の COMM をクリックした。艦隊にいる他の3人の高官達と行われた一連の白熱した緊急会議により費やされた長い1日は、彼にわずかな集中力とそれ以上に少ないエネルギーしか残さなかった。

「ミスターウォーターソン?」その声は、オドオドしながら質問していた。

「あぁ、クリシャ?」彼は尋ねた。

「ミラー議員が、こちらで少佐へ面会に来られています」

「素晴らしい、議員を中へお連れしろ」彼は応えた。

 ミラーは、ディスカバリー2の実質的に寝室になっている少佐のオフィスへ導かれた。乱れた格好のウォーターソンは、アクビと握手で議員を迎えた。

「何が起こっているんだ、ブレント? 会議の為に、少し来るのが遅れてしまった」ミラーはアクビをしながら言った。

「座ってくれ、アダム。我々は、このいよいよ恐ろしくなっている状況について話さなければならない」ウォーターソンは言った。彼は、机の上の水差しからマグカップを満たすと飲んだ。

「これは、明日まで待てないのかね? 食料供給と居住スペースについては完全にクリアしたと、君は請け合ったはずだが」

「これは、食料や住居の問題じゃないんだ、アダム。コネリーの事だよ」

「コネリー? 何が起こった?」

 少佐は机の前で動きを止め、体を前へ乗り出した。「コネリーには何も起こっていないよ、アダム。艦隊のこれからについて、関係がある。我々は2年以内に皆死ぬだろう。そして、それはトムのせいでそうなる」

「2年? 一体全体、何の事だ、ブレント? 彼は、この艦隊を一つにするモラルを保っているだけだ」

「モラル? 何ヶ月も、艦隊には犯罪伝染病が蔓延している。誰も、もうこのミッションの成功を信じていない。ワームホールの反対側で、この旅の終わりがやって来る予感しか皆に残されていない」

「君は統計を見たかね、少佐。艦隊全体の不安は大きいが、それは過去数ヶ月に経験した問題が原因となる極一部の人々だけだ。とても、そんな忌々しい伝染病なんて物じゃない」

「我々がエクスプローラー5の刑務所へ投獄した「極一部」の大部分は NC グループへ通じている。コネリーが艦隊でマッサーソンの傭兵達に好き勝手をさせていたが、全ては彼が共和国の人々への支配力を強化する必要があったからだ。代わりに、コネリーは彼等を丁重に扱った。ちょうど先週に、居住船で半ダースの死傷者が出た。運が悪いタイミングで、運が悪い場所で、君の娘が終わりを迎えた時、どうする? NC は、この艦隊をバラバラに引き裂くだろう」

「君は本当の所、コネリーをどうする必要があると考えているんだ、ブレント?」

 ウォーターソンは、精気を取り戻し微笑んだ。「まず最初に、ヤツの頭をケツから引き抜くのさ」彼は吠えた。「クソッタレ、太陽系を出てすぐの10月に戒厳令を彼が布いていれば、こんな会話はして無かった。我々は、全艦隊に対して夜間外出禁止令を出す必要がある。ヤツ等が集まるのを防ぐ必要がある。そんな事より、コネリーは「自由」の方が人の命より価値があると思ってるんだぞ。2年前に民間人自身があらゆる火器の所持を可能にする決定を行い、未だに所持してやがる」ウォーターソンは、どなり散らした。「このミッションが始まる前に、我々は彼等の武装解除をするべきだった」

 少佐は動きを止め、マグカップに渦を巻くコーヒーを凝視した。「理想的には、コネリーがやるべき事は…」彼は続けた。「このミッションの指揮官を辞任する事だ。誰かに二人一緒で采配をふるわせよう」

「その男は、430億人の世話をした政府を運営していた。彼なら、艦隊の4万人を指揮する事が出来る。彼が辞任すると思っているのなら、君は正気じゃない」ミラーは言った。「ましてや、何人かの頑固者が君の神経質で高圧的な規制を法律化する事を許して、人々が投票で彼を追い出すと君は思っているのか」

「これらの制限は、我々が生存出来る惑星を見付けるまでの十分な期間、この艦隊が活動し続ける事が出来るようにする為だけの物だ、ミラー」

「少佐、この事を私一人へ提案する事で君が何を遂行しようと期待しているのか、私には分からない。どんな正気の人でもそうするように、君の弾圧的な手段が論破される来週の議会会議の時まで黙っている事だ。この馬鹿げた会合は終わりだ、ウォーターソン」ミラーは言った。彼は首を横に振って踵を返すと、閉ざされたドアへ向けて歩き出した。

「もし、あなたが家族の生命を大事だと思うなら、そのドアを通り抜けたりしないだろう、アダム。あなたは座るべきだ」ウォーターソンは脅迫した。

 議員は、途中で凍りついた。「何だと?」

「あなたのジェニーが、運が悪いタイミングで運が悪い場所に居合わせたら至極残念でしょう。最近は一度に多くの事へ手が回ら無いので、地方当局者が御家族の安全を必ずしも保てるとお約束する事は出来無いのです。私はこの問題についてあなたよりもずっと話し合ってきたんだよ、アダム。そして最後のステップとして、あなたの協力があれば計画を実行に移す事が出来る。他は全て既に準備が整っていて、我々が必要としているのは人々に愛される新たな看板だけだ。勿論、その時が来ればの話だが」

 ミラーはドアへ向かって立っていたが、手を結ぶ事は分かっているとばかりに下卑た笑みを浮かべる少佐へ向き直った。「新たな? お前には吐き気がする、ブレント。お前は、それでTRの一員を名乗れるのか?」

「誰にも真相は分からないのだよ、アダム。マッサーソンの餓えた NC のゴロツキ共の何人かへ押し付けたとして、誰が疑問に思う? 我々がここで操っていると、思い起こすかね? 私が示した合意事項に、あなたが応じるだろうと確信している、そうだろう?」ウォーターソンは、勝利にニヤリとして言った。

***


2642年1月11日

 ジャックはホロビデオを一時停止して、ニヤリと笑うウォーターソンの静止映像を見ながら衝撃を受けていた。「コイツは、本当だと思うか?」

「オレはそう思うぜ、ジャッキー。この件は、誰かがコネリーのおやっさんを殺す前に指示を受ける必要がある。ウォーターソンが本当にそれを信じているのか、単にコネリーがスポットライトを独り占めにしていると思ったのかは、全く分からないがな」ジョセフは、そう言うと立ち始めた。

「それは良い事だわ、そうよね? 私は、これによって補償と保護を受けられるの? 安全な部屋と食料は?」

 ジョセフは止まって、座り直してから彼女へ微笑んだ。「オレ達は、まだ何も解決していない、クリシャ。これが全て終われば、君に報いる事を保証するよ」

「ウォーターソンは私を追い詰めようとしています、マクガイア。私は今家へ戻る事は出来ないし、あなたがコネリーについて話すのを待ちます」

「残念だが、既に逼迫している物資の不正使用を防止する NC の方針の一環として、君への補償に関連した何もかもからオレ達は完全に切り離されている。このホロビデオの信頼性を確認出来た後で、数日内にディスカバリー9上で弁護士の一人が契約書を書き上げるだろう」

 クリシャは立ち上がって机の上に体を乗り出すと、彼女の態度からあらゆる忍耐は消え失せた。「あなたは、私が保護を受けられると保証したわ、ミスターマクガイア。私は、あなたの弁護士が面倒な手続きをやり終えるのを家でのんびり待つ訳にはいかないの」

「オレは、プロセスを早める事が出来ると確信してるよ、クリシャ。オレ達は、これを明日の朝には取り仕切る事が出来る。気楽にしてくれ」ジョセフは彼女へ保証した。

 クリシャは机からマグカッターを引き抜くと、更に体を乗り出して彼の喉元へナイフを向けた。「再びディスカバリー2へ乗り込むぐらいなら死んだ方がマシよ。私は戻らない」

 ジョセフは、ゆっくりと椅子を後ろへ引いた。「ヘイ、ヘイ、一歩下がろうじゃないか、お嬢さん。オレ達は出来…」

 耳をつんざく素早い3発の銃声が彼の言葉を遮り、ジョセフはたじろいだ。彼が目を開けた時、テーブルに沿って滑り消えていくブロンドの髪だけが暫くの間見えた。彼は振り返ると、リピーターを持って激しく震えるジャックを見た。

「コイツァ、どういう事た、ジャッキー? 全然、問題無かったんだぞ!」ジョセフは叫んだ。

「彼女は、お前の喉へナイフを向けてた、ジョエイ。お前は、彼女に切られるまで待ってて欲しかったのか?」

 ジョセフは側へ行き、彼女を見る為に机をどけた。「お嬢さん? 聞こえるか?」彼は覆いかぶさって尋ねた。返事が無いので、彼女の肩を激しく揺さぶった。彼は立ち上がると、混乱している友人へ向いた。「彼女は、出血してる」

「一体全体、オレ達は彼女をどうすりゃいいんだ?」

「オレ達? お前は、一番近いエアロックを解いて彼女を処分すればいい。これは、オレのした事じゃない」

 それらの議論は、後ろから聞こえた衣擦れの音で中断された。ジョセフが振り返ると、手榴弾が彼の足元へ転がり、クリシャが血まみれで笑っているのが見えた。



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  1. 2012/05/14(月) 22:04:52|
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プラネットサイド2 バックストーリー 2642年1月6日 Terran共和国 ニュース速報

Terran Republic Breaking News 01.06.2642

2642年1月6日 Terran共和国 ニュース速報


 本日午前9時、民間宇宙船ディスカバリー7内に於いて発生した「正体不明の工作員による国家反逆の蛮行」と呼称される大爆発によって、艦隊の各船に震撼が走っています。ディスカバリー7の悲劇的な大量殺人は、作戦司令官トーマス・コネリーとTR軍代表、そして幾人かの反政府民間リーダー達によって事前に公表する事無く行われた会合で発生しました。この爆発により、搭乗していたコネリー司令官と591名の命が失われています。

 非公開で行われた会合の目的は、前大臣であり現Terran共和国議員であるアダム・ミラー氏によって説明されました。「会合は、3日前に起こった武装蜂起を受けて、反政府運動家達と新たな和平合意をまとめる上げる為に急遽セッティングされました」と、氏は述べています。「これ以上の、破滅へ向かう行為を防ぐ為です」

 Terra共和国軍はこのテロに素早く対応し、直ちに艦隊全体へ一時的な夜間外出禁止令の強化を行いました。ミラー氏は、近い将来に艦隊で行われる布告について公式声明を発表しました。「市民が住居から外出した場合、正当な理由を示す事が出来なければ、夜間外出禁止令に依って直ちに拘留されるでしょう。コネリー司令官により決められたルール通り、常に全ての法律は透明性の高い投票過程を経て制定されなければなりません。法案は、単に艦隊の安全を確保する為の物です」

 更に詳しい情報を求められた時、ミラー氏は進行中の対応に関する詳細の一部を明かした。「我々は速やかに処置を講じるとともに、効率的かつ責任を持って公正に運用可能な2段階の提案が実施される事を期待しています」と、ミラー氏は言った。「計画のレベル1は、個々の宇宙船にこの恐ろしい惨劇を捜査する為の警察を置きます。更に現在適用されている夜間外出禁止令は、当分の間一旦停止されるでしょう」

「しかしながら、レベル2では艦隊の為に遥かに大量の警備対策と安全性を保証します」ミラー氏によって説明されました。「第2段階では、ディスカバリー7の攻撃に使用された武器等を発見する為の臨時検索を行う目的に於いて、TR軍に艦隊全体の管理権限を与えるでしょう。武器を所持している事が判明した場合、裁判無しに処罰されます。更に臨検は常時行われ、夜間の外出禁止時間はそのまま継続されます」

 ミラー議員は、レポーターに改めて保証しました。「事件の関係者が裁判に掛けられた後は、それら全ての法律は無効にされるでしょう。その時点で、全ての権利は文民公官庁へ返還されます。もう一度言いますが、紛れも無くあなた達の安全を確保する事こそ、我々の主たる目的なのです」



2642年1月7日 Terran共和国 ニュース速報


 昨日の早朝にディスカバリー7で多くの命が失われた悲劇に対して未だ眩暈がする思いですが、有権者達は今日の午後3時に安全保障の是非を問う義務投票のため投票用紙を送付し始めました。1時間後に投票が終了して集計され、最終的にレベル2の安全対策は2%の僅差で可決されました。

 軍当局の高官により、明日の午後以前にレベル2の安全対策が実施される事を確認しました。ミラー議員は、自身とTR政府の両者ともに今回の施策が物議を醸している事を理解していると力説した上で、新しい権限はケースバイケースを原則として出来るだけ慎重に運用すると約束しました。

 ミラー氏は、以下のような公式声明を艦隊へ向けて出しました。「我々が実行するレベル2の安全対策は僅かな差で可決されましたが、それでも多数に選択された結果です。これらの措置は、ディスカバリー7に於いて最愛の司令官と600人近い人達を残酷に殺害したような行為から、市民を守る為にのみ存在します。我々は仲間の大量虐殺を行った犯人達を必ず見付け出し、その罪に相応しい代価を払わせるでしょう。そうすれば、艦隊はまた通常の管理体制へ戻る事が出来ます」



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  1. 2012/02/05(日) 16:47:12|
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プラネットサイド2 バックストーリー 2641年3月2日 TOM CONNERY 歴史記録保管所

Historical Archive: Tom Connery - 03.02.2641

 2641年3月2日 ディスカバリー1 TR司令官 トム・コネリーのホログラムビデオレポートより。

 この5ヶ月間、私達は地球化に向いた惑星を見付ける事が全く出来ずにいた。数ヶ月前に、ガス状惑星や大気が殆ど窒素で構成されている岩の惑星はあったものの、地球化へ有望な物は無かった。最近、TRと対立する反政府活動家の緊張は高まり、事態は悪化していた。暴動に対するモルガニス大佐の心配は、日に日に増していた。

 騒乱の発生が日増しに増えるに連れて無垢な一般市民にも負傷者が出たので、私は信念に反する事をしなければならなくなった。人々を保護し平和を維持する為、私は軍を招集するよりなかった。広場をパトロールする武装した兵士の数が増えるのを見て、私の心は痛んだ。何故なら、兵士が増えればそれに対する抵抗も大きくなる事を、私は知っていたからだ。それでも、軍を動員せずに、ある程度の安全性を確保する他の方法を見付ける事は出来なかった。



 2641年12月22日 ディスカバリー1 TR司令官 トム・コネリーのホログラムビデオレポートより。

 私達がワームホールを通過してから1年以上経ったが、依然迷子のままだ。帰還するという選択肢が無いのは明らかで、新たな星を探し続ける他は無かった。1年経った今では、この旅の事を艦隊内でデスマーチ(死の行進)と呼んでいた。

 人々を保護する為に、私は夜間外出禁止令を出した。にも拘らず、艦隊全体で度々騒乱が発生していた。最初は、兵士へスタン(麻痺)ガンのみ使用するよう命じた。しかし反政府活動家が無垢な人々を殺傷し始めた時、射殺も許可すると命令を拡大した。

 私は、反政府活動家がそのような行動を取った理由が理解出来ない。この旅が計画通りに進んでおらず、食料を得るため死に物狂いになっているのは理解出来るが、1年経った今、互いに協力する事こそ最も希望へ繋がるはずだ。しかし現実は、数週間おきに誰かが騒乱により亡くなっていった。



 2642年1月3日 ディスカバリー1 TR司令官 トム・コネリーのホログラムビデオレポートより。

 私は、大いなる希望のような物を持っていました。心の奥にある怖れを克服し、人は進歩して互いを信じあえるようになって欲しかった。祖先が洞窟から這い出て来たのは、技術の進歩による物だけでは無いと信じたかった。私は間違っていたのではないかと、思う事がある。この艦隊には、幾人か恐ろしい者達が乗込んでいたのだ。

 昨日、53人の反政府活動家がTRの巡洋艦ディスカバリー5に乗り込むと、軍の武器保管庫へ侵入した。彼等は6人の兵士を殺害し、300丁近いCyclerアサルトライフルを盗み出した。そして盗んだ武器で武装すると、ブリッジへ強行しつつ艦長の退任と巡洋艦の譲渡を要求した。彼等のその目的は程無く明らかになったが、それは問題外だった。彼等は巡洋艦を強奪した後、数ダースの武装した民間人でどうやってキチンと宇宙船を操作し必要な乗組員を確保するつもりなのか、明らかにしようとしなかった。私は、軍に応戦するよう命じた。

 続いて起こった銃撃戦で70人を超える人々が死亡し、その中には2ダースに近いTRの兵士が含まれていた。反政府活動家は、数人の重傷者を残してほぼ一掃された。痛恨の損害は、レベッカ・グレイ艦長と何人かの主要な軍指導者を失った事だ。モルガニス大佐と私は、軍部の弱体化を企図したとしても、仮に武器を手に入れて民間船を乗っ取れたとしても、自殺行為であるという見解で一致した。だから代わりに、彼等は完全武装して2隻の軍艦の内1つへ攻撃する事に決めたのだ。しかし彼等に、成功する見込みなど無かった。

 艦隊戒厳令によって、有権者から民間人の大臣を選出する事が宣言された。軍部の存在感は、劇的に大きくなっていた。私が導入した夜間外出禁止令は、強化された。誰もが、午後6時の夕食後は船室に留まらなければならなかった。家族を除いて4人以上の人が集まる事は、公共の場であれ私的な場であれ許されなかった。私は全ての手段をつくしてこれらの厳格な措置に反対したが、投票により可決されてしまった。平和と安全を渇望した人々は、軍部の規模拡大を票決した。それらの過酷な警備へ反対した人は少数で、人々は自分達の自由を投票により投げ捨てたのだ。

 軍部の台頭によって新たな暴動の突発は無くなったものの、人々は2年半に渡り船内の限られた範囲へ幽閉された。人々を束縛するこの過酷な法令は、彼らをより闘争へ向かわせるだけでしょう。

 制限の緩和について議論する為、民間の大臣と軍部の間で秘密裡に話し合いの場を設けるよう、私は呼び掛ける事を決めた。モルガニスと私は、人々が武器を置き共に働くよう説得する事を私達が希望する為の計画を考えた。もし私達が説得に失敗すれば、この艦隊は1年以内に単なる漂流船コレクションの一部になると確信しています。大佐と私には、ディスカバリー7で行われる会合まで3日しか戦略を書き上げる時間がありませんでした。

 艦隊の為に、私は、私達が正される事を望んでいる。



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  1. 2012/02/04(土) 17:16:49|
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プラネットサイド2 バックストーリー 2640年10月23日 TOM CONNERY 歴史記録保管所

Historical Archive: Tom Connery - 10.23.2640

 2640年10月23日 ディスカバリー1 TR司令官 トム・コネリーのホログラムビデオレポートより。

 私は、3日前に起こった事を今もなお心に刻み付けている。

 予測通り、20日にワームホールが開いた。初めに、肩の荷が降りて軽くなったように感じた。それが出現したという良い報せを受け取った時、全ての開かれた回線から歓声が上がるのを聞いた。この否定し難い証拠を前にして、やっと人々の疑念を解消する事が出来た。旗艦のディスカバリー1を含む38隻の第1波は我先にエンジンを始動させて通過していき、既に向こう側へ安全に降着していた。更に12隻が、私達に続いて裂け目へ入った。ワームホールは、私達が最初に考えていたほど深くはありませんでした。

 私達が以前行っていた分析に因ればワームホールはおよそ2週間のあいだ留まっているはずだったが、最初の船団が通過するとすぐに不安定になり始めた。私は、16隻の宇宙船が閉じ行く裂け目から生じた極度の重力に捉えられもがいているのを見た。裂け目から離れていた11隻は離脱出来ましたが、激しく損傷しました。ワームホールが崩壊する最後の瞬間、残る捉われた5隻が重力によって引き裂かれるのを私達は見た。市民を乗せた船が破壊される様を見て、私が計画した旅行によって彼等がこのような最期を迎えたという事実に感じた恐怖は、言葉で言い表せない物だった。

 私は、彼らを救出する為に自分の宇宙船を回頭させたかったが、既に遅かった。私達の宇宙船のエンジンは、崩壊するワームホールから生じる巨大な重力の井戸から脱出しようとあがいていた。裂け目へ吸い戻され、破壊される危機が正に迫っていたのです。無傷でやり遂げた事へ大変感謝しているが、どのようにして成し遂げたのか私はまだ知りませんでした。

 重力異常が計測されなくなった後、私は損傷した11隻の乗組員を救出するよう軍に命じました。彼等のエンジンは、自壊ギリギリの状態でオーバーヒートしていると計器が示していました。宇宙船は失われたかもしれないが、乗組員も失わずに済んだ事は確かです。損傷して宇宙空間にさらされた区画で200人の命が失われましたが、何千人も助け出した救助作業に感謝します。

 少なくとも初めの頃、およそ40000人の生存者達は生き延びたのは幸運だったと考えました。さしあたっては安堵し、いくばくかの幸せを噛みしめました。残念な事に、それは短い時間でしたが。

 助かった事への安堵の気持ちが薄れていくと同時に、状況の厳しさも急速に増していった。ワームホールは閉じたままで、地球へ帰還する方法はありませんでした。他の船に何が起こったのか、知る術はありませんでした。他の船は、反対側に残っているのか? 生き延びているのか? 答えは無かった。科学者達は、理論を提示する事さえ出来ませんでした。誰もどのようにしてワームホールがそこに現れるのか分からなかったし、どうしてそれが消えてしまったのか誰にも分からなかった。私達が孤立していて何処にいるのか全く分からないという事以外、何一つ分からなかった。

 地球から救援部隊がやってくるという有り得ない夢想でさえ、次にワームホールが開く100年後を待たねばならなかった。




 2640年10月24日 ディスカバリー1 TR司令官 トム・コネリーのホログラムビデオレポートより。

 私達は直近の資源と計画を評価する為に、昨日、艦隊のアドバイザー達と会合を開きました。結果は、少しばかり動揺するものでした。通り抜ける事に成功した殆どの宇宙船が主として民間人の船だったので、医師とエンジニアについては十分な人員がいるものの、軍と農業部門の大規模な損失に苦慮しました。23隻の水耕栽培プラントを積んだ宇宙船の中で通り抜ける事に成功したのは3隻にすぎず、残存のエクスプローラー級巡洋艦は艦隊を率いる2隻だけでした。ウィルソン少佐は、通り抜けた兵士が1100人しかいないと内密に伝えてきました。

 そのような少ない食料で残りの旅を行うのは、人々に対する福利厚生の面で非常に心配でした。私は、残りの旅を人々が強い意志で切り抜けるよう望むしかありませんでした。



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  1. 2012/02/02(木) 22:53:37|
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